パラレイニングとは

パラレイニングとは、身障者レイニングのことで、まだまだ日本では知名度の低いパラスポーツです。
レイニングという馬術自体、あまり一般的ではないので、ここではまずレイニングについてご紹介します。
レイニングとは、カウボーイ乗馬を起源とし、牛を追いかける技術から生まれたウェスタン乗馬の一種です。競技としては50年以上の歴史があり、本場アメリカや、馬術が盛んなヨーロッパではとても人気の高いスポーツです。4年に1度開催される世界馬術選手権の、公認種目でもあります。
競技は広いアリーナの中で行われ、サークル、スライディングストップ、バックアップ、スピンなどで構成される規定パターンの演技で、馬の運動能力を競います。フィジカルな部分は馬が担い、メンタルな部分を人が担うため、競技者の性別や年齢による体力差は関係ありません。シニア世代が若い世代と対等に競うことができ、むしろ豊かな人生経験を生かせる競技といえます。
レイニングの「レイン」とは手綱のことですが、実際にはあまり手綱は使わず、騎座や脚、声などによる繊細な調教を行っています。そのため、競技中は一見、馬が自らの意思で動いているように見えるのも、レイニングの特徴の一つです。
レイニングとパラレイニングの違い

レイニングのルールでは、演技は駈歩で行い、手綱は片手で操作しなければなりませんが、パラレイニングは馬の速度が「常歩」「速歩」「駈歩」という3つのクラスに分かれており、手綱も両手で操作することが認められています。
また規定パターンの種類が、レイニングが13種類あるのに対し、パラレイニングは2種類です。
NRHAについて

NRHA(National Reining Horse Association)はレイニング競技の普及を目的に、1966年にアメリカ・オクラホマ州で設立された非営利団体です。
また2015年から2018年まで日本支部が設置され、日本でも、パラレイニングが正式競技となりました。
春と秋にはアメリカの本部から審査員を招き、主催大会を行ってきました。
パラレイニングの競技ルール

持ち点70点からスタートし、演技に応じて加点・減点されます。馬がどれだけスムーズに美しく演技できるかが加点の対象になり、規定にない動きをすると減点の対象になります。
パラレイニングは、馬の速度が「常歩」「速歩」「駈歩」と3クラスに分かれているので、規定の速度を守れなければ 、減点の対象になります。
規定のパターンを間違えてしまうと0点になるので、正確にパターンを走行することが重要です。
競技パターンは大会によって変わりますが、連続で同じパターンが行われることもあります。
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